「び」ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~
このシリーズは、ずっと追いかけて読んでいたのだけど、
2年前に出たこの最新刊だけは、
買いそびれていて、今回、今年の災禍のせいで、
読むことが出来ました。
このシリーズの、シェイクスピアの話と、太宰の話が好きです。
古本の入札の所とか、楽しくて。
やっぱり、本好きだと、そういうの、楽しめますよね。
今回の話は、雪の断章の話と、内田百問の話が良かったな。
あ、からたちの花も良かった。北原白秋好きだし。
案外、複雑な人間関係や、重い話を、
割と軽々と書いている、この著者は、凄い人ではないのかな。
本当に本好きなんだろうなぁ~と。
こういう人に買われた本は、幸せだと思う。
ワタシなんて、18年前に引っ越して、まだ、開けていない
段ボール箱が、いくつあるやら・・・。
引っ越しの時に、引っ越し屋に見積もられた段ボールの数が、
本のおかげで、50箱足りなかったんよ。
見積もりの人も、ちょっとぬるかったわね。
(ちなみに、重量もね)
そして、所有しているのにもかかわらず、すっかり忘れて、
BOOK OFF で買ってくるヤツもヤツだ。
もう、諦めていただきたい。
このコロナ禍で、本の購入に拍車がかかっているし。
もちろん、kindleで買えるものは買ってるけど、
実際の紙の本に勝るものはないなぁ。
いづれ、美しい本を一冊くらいは、作りたいものだ。
薄くてもいいので。