ビブリオフィリアの愉快な冒険

私とこの本との物語、本の感想、etc.

「か」 風の又三郎 「ぎ」銀河鉄道の夜

f:id:Irenelee:20200413163349j:plain

風の又三郎 銀河鉄道の夜 宮沢賢治著 岩波書店

 

前の投稿から、ちょっと時間がたってしまいました。

やっぱり、否応なく、covid-19の猛威に心をやられてました。

 

もう、この禍が去っても、元の世界には戻らないんだろうと思うと、

なんだか、やるせない気持ちになります。

しかし、新しい世界というのは、望むと望まないとにかかわらず

やってくるので、

とりあえずは、やれる事をやろうと思ってます。

 

宮沢賢治ですね。

本当なら、読み返したいところなんですが、

なんだか、今は、体が本を選ぶというか・・・。

なので、再読せずの、私とこの本達との関係のお話にします。

 

風の又三郎」は父が小学校の頃買ってくれたものです。

セロ弾きのゴーシュが好きでした。

後、よだかの星も。

どんぐりと山猫も、すきですねん。にゃあという顔を私も想像して

楽しい気持ちになります。

あと、なんでもない話なんですが、語感が好きで、

シグナルとシグナレスもふわふわと好きです。

 

で、ついこの間、本を見て気が付いたのですね。

宮沢賢治童話集1とあると。

ってことは、2もあるのかな?父は買ってくれなかったけど・・・

 

検索すると、ありました。

それも、あの名著「銀河鉄道の夜」ですよ。

古本ネットで、買ってしまいました。

それが、写真左のものです。

 

この装丁は、児童館で見た記憶があります。

そうそう、ムーミンドリトル先生は、

児童館の本にお世話になったんだっけ。

なんだか、懐かしいです。

 

銀河鉄道の夜については、

書きたいことが沢山ありすぎて、

今、おいそれとは、文に出来ません。

小説だけでなく、アニメーションや、プラネタリウム・プロジェクト、

色んな人の描いたジョバンニとカンパネルラが混然一体となって、

私の銀河鉄道を作っています。