ビブリオフィリアの愉快な冒険

私とこの本との物語、本の感想、etc.

「をん」 猫と庄造と二人のをんな

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あなたの本棚の「わをん」

あ行の次は、か行だとつまらないので、

わ行・・・つまり、後ろから行ってみようかな。

どうせ、このブログは自由自在なんだから。

 

後ろから。

「猫と庄造と二人のをんな」 谷崎潤一郎 中公文庫

「を」と「ん」が入ってるから、

この作品にしたんですけど。

 

コメディと後ろ書きに書いてありますが、

そーーーんなに笑える訳じゃない。

でも、猫好きなら、

ああ、猫ってそうかもね、そうだよね、そうに違いない・・・と

ちょっとの共感があると思う。

 

をんな二人は、どっちもどっちだし、庄造はまあ、そういう優男、居ますよねって感じ。

旧仮名づかいが、楽しい一冊です。

リ、-だもの。(横書きだとさらによくわからんけど、リリー。)